10-19-2005 | 対談と、私の無知・・・。

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昨日、関川夏央さんと対談した。トーハンの「新刊ニュース」1月号の巻頭対談で、テーマは「功名が辻」と司馬作品・・・。
関川夏央さんとは、前に文芸春秋の書評の仕事でご一緒したことがあるが、ものすごい物知りで論客なので、かなり緊張して出かけた。
案の定、ついてゆけない様々な薀蓄に、「はあ・・・」と言って聞いている時間の長〜い対談になってしまった。私がしゃべったのは、ドラマのことくらいかな。
でも対談記事になって掲載される時は、私もそれなりにしゃべったように活字化されるだろう。
以前、同じ雑誌で、脚本家の早坂暁先生と対談した時も、似たような感じだった。早坂先生は、同業の大先輩なので仕方ないが、他業種の人とは、対等に渡り合えないとな〜と思いつつ、しかし、いきなり博学になることも出来ないので・・・あ〜、情けないと思いながら、一日が過ぎた。

関川さんに教わった面白い話を一つ紹介しよう。
戦国時代に「モラル」という感覚はなかった。「モラル」は、世の中が平和になってから、その秩序を守るために、生まれるものだからだ。戦国時代は、生き残るためには何でもありなのである。
日本では徳川幕府が安定し、戦がなくなってから、モラルが生まれた。つまりモラルは近世のものなのだ。「友情」という言葉も、何と大正時代に生まれたものだというではないか!
友を大事に思う感覚はあったかも知れないが、共通の概念として認識されたのは、大正時代だと聞いて、驚いた。

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