大津支局の記者が放火犯だったということで、NHKの橋本会長が、また謝っていた。
心の病気だったという放火犯の犯罪は、NHKの組織の問題ではないだろう。必要以上に謝ることはないし、卑屈にならない方がいいと思う。
今、私もNHKでドラマ創りに関わっているが、“新生プラン”の名のもとに、現場の締めつけは厳しく、ドラマ創りに必要な予算も削減されている。
テレビ局には・・・或いは、テレビ番組の製作者には、ヤンチャで元気な一面が必要だ。なのに、みんなビビっていており、苦悩しており、勢いがないと感じる。
一万人以上もいる職員の中の、わずか何人かの不心得者のために、製作現場がイキイキと息づくことも出来なくなったのかと思うと情けなくてならない。
朝から深夜まで続いたロケで、終わった後、スタッフに、お疲れ様のビール代も制作費から出ないことが、正しき節約にはならないと思うし、現場の士気をを削ぐだけだ。
会長が必要以上に謝るのは、悪くもないのに、自分が悪かったですと申し出ているようなもので、逆に受信料の不払いを煽りかねないと、私は考える。
組織のトップには、世間に頭を下げるだけではなく、肝をすえて現場を守ることも必要だ。


